高島です。
11月17日開催の支部サミットですが、その中のテーマの一つに裁判員の問題があります。
いったいどのような問題なのか、少し説明します。
茨城県では、裁判員裁判ができる裁判所は、水戸地方裁判所ただ一つです。
水戸地方裁判所なので、場所は水戸にあります。
そこで行われる裁判員裁判では、事件ごとに市民の方々から裁判員を選出することになっています。
選ばれる市民の方は、水戸にお住まいの方もいれば、もっと遠くにお住まいの方もいらっしゃいます。
茨城県に住んでいれば、裁判員として選ばれる可能性があります。
私が弁護人を務めた事件では、阿見町の方なんかもいらっしゃいました。
茨城県は縦に長い県です。
場所によっては駅が近くにないというところも多いです。
水戸から遠いところに住んでらっしゃる方が裁判員になった時の、裁判所まで通ってくる負担は小さくないと思います。
このあたりが問題意識の一つです。
土浦市にも裁判所はあります。
土浦の裁判所でも裁判員裁判ができれば、たとえば阿見に住んでる方が選ばれた場合、水戸に行くよりはだいぶ近いです。
水戸以外でも裁判員裁判ができないか、これが支部サミットのテーマの一つになっています。
支部サミットですが、弁護士による寸劇などもあり、堅苦しいだけのイベントではありません。
誰でも見に行くことができます。
土浦駅西口降りてすぐのウララ5階(県南生涯学習センター多目的ホール)でやってます。
14時から開催ですので、ぜひ来てみてください。