Archive for the ‘債務整理に関する質問’ Category

全国倒産処理弁護士ネットワーク第40回関東地区研修会

2018-10-21

弁護士の高田です。

全国倒産処理弁護士ネットワーク第40回関東地区研修会(千葉)に参加してきました。千葉県千葉市のペリエ千葉「ペリエホール」において、平成30年10月13日(土)に行われました。

まず、千葉地方裁判所第4民事部、部総括判事から「裁判所から見た近時の倒産事件」について基調講演が行われました。

通常ですと他も一つないし二つの基調講演などが行われた後にパネルディスカッションに移るのですが、今回は、裁判所の基調講演の後すぐにパネルディスカッションが行われました。

パネルディスカッションは、「個人の破産・再生手続きの諸問題」というテーマで行われました。

公開で行われる一般的なパネルディスカッションは、ある程度すじがきがあり、これに従って進められるのが通常だと思います。

しかし、今回はパネリストがその場で考えて答えるといった手法がとられました。

よほど力のあるパネリストでなければ収集が付かなくなってしまいそうですが、とても勉強になるそして知的好奇心を刺激される素晴らしいパネルディスカッションでした。

 

 

小規模個人再生について

2018-07-30

 弁護士の小沼です。
 今回は小規模個人再生手続についてご説明します。

1 概要
 小規模個人再生手続は,住宅を残したい場合や,免責不許可事由の存在から破産・免責手続に適さない場合等に利用されます。反復継続して収入を得る見込みがあり,住宅ローンを除いた借金の総額が5000万円以下であることが必要です。
 手続開始決定後に債権額が確定すると,再生計画案(返済期間3~5年)を作成します。再生計画の認可決定が確定すると,返済がスタートします。

2 返済額
 返済額は次のとおりですが,清算価値(破産した場合の予想配当額)がこれより高い場合には,清算価値が返済額は次のとおりですが,清算価値(破産した場合の予想配当額)がこれより高い場合には,清算価値が返済額となります。
  <借金の総額>               <返済額>
  ①100万円未満            →  全額
  ②100万円以上500万円以下     →  100万円
  ③500万円を超え1500万円以下   →  総額の5分の1
  ④1500万円を超え3000万円以下  →  300万円
  ⑤3000万円を超え5000万円以下  →  総額の10分の1

3 メリット
 借金を大幅にカットしたうえで,長期の分割払いが可能となります。また,住宅を残せる場合があります。

4 デメリット
 破産とは違い,継続して返済していく必要があるため,安定した収入が必要です。

5 費用(弊所の場合)
 小規模個人再生の着手金は38万円以上(消費税別途)となり,住宅資金特別条項を定める場合は48万円以上(消費税別途)となります。その他に実費(再生委員の費用等)が必要となります。

 借金問題に関するご相談は,弊所では初回無料となっております。まずは,お気軽にお電話ください。

全国倒産処理弁護士ネットワーク39回関東地区研修会

2018-07-15

 

弁護士の高田です。

全国倒産処理弁護士ネットワーク第39回関東地区研修会(埼玉)に参加してきました。埼玉県さいたま市ラフレさいたまにおいて、平成30年7月14日(土)に行われました。

まず、さいたま地方裁判所第3民事部、部総括判事から「さいたま地方裁判所管内における倒産事件処理の動向」について特別講演が行われました。

また、「埼玉県中小企業再生支援協議会の活動」の特別講演が埼玉県中小企業再生支援協議会統括責任者から行われました。

基調講演として「会計処理の読み方・決算書の作成過程など」というテーマ行われました。

パネルディスカッションでは、「法人破産管財業務における税務処理等」というテーマで行われました。

例会どおり、充実かつ実践的な、研修会でした。

特に今回は、法人破産に焦点があてられ、また、なかなか納税までする余裕がない倒産処理が多いために知識不足になりがちな分野に丁寧な検討が行われてとても勉強になる研修会でした。

 

「破産について」

2018-03-12

弁護士の小沼です。
今回は借金問題を解決する方法の一つとして,破産手続を説明します。

1 破産手続の流れ
債務の返済が不可能となった場合,破産・免責手続によって債務を消滅させることが検討されます。
弁護士が依頼を受けた場合,各債権者に受任通知を発送します。したがって,以降の債権者に対する窓口は弁護士となります。併せて,債権者と債権額を確認するために債権調査を行います。
また,依頼者の財産を明らかにするため,①通帳の写し(2年分),②自動車の査定表,③保険証券等の財産に関する書類の収集が必要となります。
更に,月々の収支を明らかにするため,家計表を作成する必要があります。支出を裏付けるために,公共料金の領収書も必要です。
各資料の収集ができた段階で,書類を作成し,裁判所に対して破産・免責手続開始の申立てを行います。

2 メリット
免責決定を受けることにより,一部の債務を除いて債務が消滅します(借金が消えます)。また,一定額までの財産は残すことができます。

3 デメリット
租税債権や養育費請求権等の一部の債権については,免責されません(債務が残ります)。また,賭博等によって過大な債務を負担した場合などには,免責されないことがあります。

4 費用(当事務所の場合)
着手金は,個人破産の場合,同時廃止型で28万円(消費税別途),管財事件型で38万円以上(消費税別途)となります。その他に予納金等の実費が必要となります。

借金問題に関するご相談は,当事務所では初回無料となっております。まずは,お気軽にご予約ください。
以 上

全国倒産処理弁護士ネットワーク第38回関東地区研修会(新潟)

2018-02-25

弁護士の高田です。

全国倒産処理弁護士ネットワーク第38回関東地区研修会(新潟)に参加してきました。新潟県新潟市のラマダホテル新潟において、平成30年2月24日に行われました。

まず、新潟地方裁判所民事部、部総括判事から「新潟地方裁判所管内における倒産事件処理の実情」について特別講演が行われました。

また、「新潟県中小企業再生支援協議会の役割・活動状況及び最新の動向」の特別講演が新潟県中小企業再生支援協議会統括責任者から特別講演が行われました。

基調講演として「廃業清算型の特定調停・特別清算及び経営者保証ガイドラインの解説・事例紹介」が行われました。

パネルディスカッションでは、「中小企業の廃業における特定調停・特別清算及び経営者保証ガイドライン活用の実務」というテーマで行われました。

例会どおり、充実した実践的な、パネルディスカッションでした。特に、経営者保証ガイドラインについてますます研究が深められていることを実感します。

 

「任意整理について」

2017-12-15

弁護士の小沼です。

今回は借金問題を解決する方法の一つとして任意整理を説明します。

 

1 任意整理の流れ

弁護士に相談しつつ,現実に返済できる範囲内で,返済計画(1回あたりの返済額・返済回数等)を作成します。返済計画をもとに,弁護士が債権者と交渉します。債権者との間で合意が成立した場合には,合意した内容で返済を開始することになります。

2 メリット

家計の収支に合わせ,1回あたりの返済額を抑えた長期の分割払いが可能となります。

3 デメリット

あくまで交渉により返済に関する合意を目指すものですので,債権者に合意する義務があるわけではなく,合意の成立が確約されるものではありません。

4 費用(当事務所の場合)

着手金は,債権者が1社のみであれば5万円(消費税別途),2社以上の場合は1社につき3万円(消費税別途)となります。その他に実費が必要となりますが,報酬金はかかりません。

 

借金問題を解決する方法としては,この他にも「破産」「個人再生」などがあります。これらの方法については,次回以降に順次説明させていただきます。

以 上

全国倒産処理弁護士ネットワーク第16回全国大会(岡山)に参加しました。

2017-11-20

弁護士の高田です。

全国倒産処理弁護士ネットワーク第16回全国大会(岡山)に参加してきました。岡山県岡山市の岡山国際ホテル別館「瑞光」において、11月18日に行われました。

今回は全国大会です。私の住む関東地方から岡山は少しだけ距離があります。そのため飛行機で向かう予定でした。ところが、途中首都高速上で大変な渋滞に巻き込まれてしまって、飛行機を乗り過ごしてしまいました。急遽品川から新幹線で岡山に向かいましたが、残念ながら遅刻をしてしまいました。そのため、最初の方はプログラムから抜粋します。

まず、岡山地方裁判所第3民事部部総括判事から「岡山地方裁判所における倒産事件の概況」について特別講演が行われました。

また、同志社大学大学院司法研究科教授・神戸大学教授の中西正先生より「支払不能・支払停止・対抗要件否認」についての基調講演が行われました。

パネルディスカッションは、「否認における支払い不能の意義と機能」というテーマで行われました。

パネルディスカッションは大変白熱しており、とても勉強になるお話が多く素晴らしいものでした。私はパネルディスカッションの途中から参加することになったのですが、基調講演とも連動していたらしく遅れて参加することになったことが大変悔やまれる大会でした。今後はこのようのないように注意の上にも注意しなければならないと感じた大会でした。

第37回全国倒産処理弁護士ネットワーク関東地区研修会に参加しました。

2017-10-29

弁護士の高田です。

全国倒産処理弁護士ネットワーク第37回関東地区研修会(長野)に参加してきました。長野県長野市のホテルメトロポリタン長野3階「浅間」において、10月21日に行われました。

まず、長野地方裁判所民事部、部総括判事から「長野地方裁判所管内における倒産事件の動向」について特別講演が行われました。

また、「長野県中小企業再生支援協議会の活動について」の特別講演が長野県中小企業再生支援協議会統括責任者から特別講演が行われました。

基調講演として「企業倒産処理における手続選択及びその実践」が行われました。

パネルディスカッションでは、「法人破産の実務~企業倒産の手続選択から、破産申立及び破産管財業務の実践まで」というテーマで行われました。

例会どおり、破産実務に密接した形の講演、パネルディスカッションでした。特に、経営者保証ガイドラインについてより具体的・実践的な講演が行われたところに興味が惹かれました。

経営者保証ガイドラインについて、ここで細かく説明すると本旨から外れてしまうと思いますが、債権者にとっても破産経営者にとってもより良い形で事業の整理をつけることができる可能性がある方法です。積極的に考えてゆく必要がある分野と感じました。

次回の全国倒産処理弁護士ネットワークの研究会は、全国大会です。11月18日に岡山県岡山市の岡山国際ホテルで行われます。これも大変楽しみにしています。

 

「借金問題について」

2017-10-06

弁護士の小沼です。

今回は借金問題についてご説明します。

 

1 はじめに

借入れ当初は問題がなくとも,様々な理由から,借金の返済が難しくなってしまうことがあります。借金に追われる生活はとても苦しいものです。一人で悩まず,一度,弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。

弁護士に相談したからと言って,必ず依頼しなければならないということにはなりません。相談だけで終了することも,もちろん可能です。

弁護士に借金問題の解決を依頼した場合には,債権者からの連絡が弁護士に対して行われることになります。したがって,債権者から,借主に対して請求が来なくなるというメリットもあります。借金問題を解決する方法は,いくつかありますので,弁護士に相談しつつ,最も適した方法を選択していくことになります。

 

2 解決方法

借金問題を解決する方法は,大きく分けて3つあります。

第1は,裁判所の手続きによらず,弁護士が債権者と交渉することにより,分割返済について合意する「任意整理」。

第2は,裁判所の手続きにより,借金を消す「破産」。

第3は,裁判所の手続きにより,分割返済を行う「個人再生」です。

各方法の特徴や手続きについては,次回以降,詳しく説明します。

以 上

全国倒産処理弁護士ネットワーク第36回関東地区研修会(静岡)に参加してきました。

2017-07-06

弁護士の高田です。

全国倒産処理弁護士ネットワーク第65回関東地区研修会(静岡)に参加してきました。静岡県静岡市の静岡音楽館AOIにおいて、7月1日に行われました。

冒頭講演として、静岡地方裁判所民事第二部、部総括判事から静岡地方裁判所における倒産事件の状況が述べられました。時代を反映して倒産事件における個人情報の取扱いの説明も行われました。

また、今回の研修会はパネルディスカッションが中心に行われました。

「企業再生支援への取り組み~静岡銀行~」

「企業再生支援への取り組み~静岡キャピタル~」

「管財人から見た法人破産申し立てに関する諸問題」

以上のような三つのテーマです。

「管財人から見た法人破産申し立てに関する諸問題」では、我々の業務に直接かかわるところでもあり、いつもと同様に深く突っ込んだ議論がなされ、とても参考になります。

企業再生支援への取り組みをテーマにしたパネルディスカッションもコーディネーターやパネリストの皆様がとても魅力があったためか、とても興味深く勉強をすることができました。

そして、静岡県が企業再生支援に対してとても先端を行くお国柄を感じることができました。

懇親会では、焼酎のお茶割をいただきました。お茶の香りが強くとてもおいしくいただきました。

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