債務整理は,多くの方が考えるほどのデメリットはありません

1 借金問題を解決するために債務整理を行うことによって,どんなデメリットがあるのでしょうか。よくある質問についてお答えします。

①住民票に債務整理を行なったことが記載されるのですか?

→住民票に債務整理を行なった事実が記載されることはありません。

 

②戸籍に債務整理を行なったことが記載されるのですか?

→戸籍に債務整理を行なった事実が記載されることはありません。

 

③健康保険に入れなくなるのですか?

→健康保険に加入することはできますし,脱退する必要もありません。

 

④国民年金や厚生年金が打ち切られるのですか。

→国民年金や厚生年金が打ち切られることはありません。

 

⑤選挙権がなくなるのですか?

→選挙権がなくなることはありません。

 

2 借金問題を解決する方法はいくつかありますが,それぞれの方法により異なったデメリットが存在します。

①官報に公告されます(破産・個人再生の場合)

破産・個人再生手続を行なった場合には,官報に住所・氏名・手続名等が記載されます。しかし,一般の方が官報をチェックすることはまずありませんので,官報から各手続を行っている事実が発覚する可能性は低いといえるでしょう。

 

②資格制限を受ける場合があります(破産の場合)

破産手続中は一部職業(警備員,宅地建物取引士,税理士等)について,資格制限を受けることになります。したがって,当該職業に就いている方は,自己破産以外の方法を検討する必要があります。

 

③信用情報機関に登録されます

債務整理の依頼を受けた弁護士から債権者に対して受任通知が発送されると,信用情報機関(JICC,CIC,全国銀行協会)に登録されることになります。信用情報機関に登録されると,新たな借入れができなくなったり,クレジットカードを使用できなかったりするなどの不都合が生じます。

 

 

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