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任意整理

2012-07-05

 借金問題を解決する方法の1つに任意整理という手続きがあります。
 任意整理とは、裁判所等の公的機関を使わず、債権者との交渉によって借金を減額する手続きのことをいいます。

 大まかな手続きの流れとしては、まず、受任した弁護士が、各債権者に対して取引履歴の開示を求め、どの債権者がいくらの債権を有しているのかを調査して、現在の債権額を確定させます。それと同時並行で、弁護士が借金で困っている方の収入や生活状況などをお聞きし、その方にとって無理のない月々の返済可能額を算出します。そして、確定した債権額と算出された返済可能額を基に、弁護士が新たな返済計画を立て、各債権者と交渉することになります。

 弁護士による調査の結果、借金が大幅に減ることもありますし、借金が無くなってしまうこともあります。さらには、減額にとどまらず、いわゆる過払い金の請求をすることができることもあります。特に、債権者が利息制限法に違反した高い利率でお金を貸していた場合には、過払い金を請求できるケースがよく見られます。

 過払い金の請求は、最後に返済をした時から10年以内であれば、債権者に請求することができます。そのため、既に借金を全額返済した方が債権調査をした結果、過払い金が発生したというケースもあります。

債務整理

2012-07-05

 当事務所では、借金の問題をお手伝いすることも多いです。借金の問題を解決するためには、色々な方法があります。代表的な方法をあげると、任意整理、再生手続、破産などがあります。

 いずれの方法も、借金で困っている方から弁護士が依頼を受けると、弁護士はすぐに各債権者に依頼を受けたことを通知します。これにより、債権者から依頼者への請求は止まります。また、返済も一時ストップされます。請求や返済を止めることで、今後の借金問題の解決方法を落ち着いて考えることができます。

 借金問題は、相談者と弁護士が相互に協力しながら取り組めば、きっと解決方法が見つかるはずです。もし、悩んでいる方がいらっしゃったら、当事務所にご相談ください。

 次回は、借金問題解決のための代表的方法である任意整理について、お話したいと思っています。

成年被後見人

2012-07-05

 成年後見制度のひとつに、成年被後見人があります。
 人によっては、耳慣れない言葉かもしれません。平成11年の民法改正の前は禁治産者といいましたので、こちらの方なら聞いたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
 成年後見は、家庭裁判所に後見開始の申立をすることによって行います。家庭裁判所が後見開始の必要があると判断した場合、後見開始の審判がなされ、成年後見人が選任されます。成年後見人は、成年被後見人に代わって、成年被後見人の権利を守り、生活の向上を図るため、成年被後見人の療養看護や財産管理などの業務を行います。成年後見人には、通常、ご家族がなることが多いですが、弁護士や司法書士、社会福祉士などがなることもあります。

 このような制度は、どのような時に必要になるのでしょうか。

 一般的に、病気や不慮の事故により物事の判断をすることができなくなってしまった方が、自分名義で契約を締結する必要がある場合や相続をした場合などに必要となることが多いようです。

弁護士事務所ホームページ開設のお知らせ

2012-07-05

このたび、高田知己法律事務所では、ホームページを公開いたしました。
ホームページでは、当事務所の概要などについて掲載しております。
ぜひご覧いただき、当事務所を身近に感じていただければ幸いです。

また、本ブログでは、法律豆知識などをつづってまいります。
ホームページ、ブログともども、どうぞよろしくお願いいたします。

弁護士 高田 知己

 

 

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