今回は,交通事故により後遺症が残った場合に発生する主な損害についてご説明します。
1 慰謝料
後遺障害の等級に応じた慰謝料が発生します。
2 逸失利益
後遺障害により働けなくなった分の損害です。事故前年の収入に,後遺障害の等級に応じた労働能力喪失率と期間を乗じて試算するのが一般的です。
3 将来介護費
介護人が必要とされる後遺障害の場合,その費用が損害として認められることもあります。
重度の後遺障害になれば,賠償額が数千万円違ってくることもあります。保険会社より提示された金額が適切かについては,ぜひ弁護士にご相談ください。