第15回全国倒産処理弁護士ネットワーク第15回全国大会

弁護士の高田です。

全国倒産処理弁護士ネットワーク第15回全国大会(札幌)に参加してきました。場所は、北海道札幌市の差ポロ芸術文化の館で、10月1日に行われました。。

シンポジウムについては札幌地方裁判所の民事第4部総括判事からの札幌地方裁判所における倒産事件状況に関する特別講演が行われました。札幌地裁においては、配当形式が破産法208条の同意配当で終わる事件が多いとのことで、興味深く感じました。

また、日本大学大学院法務研究科/創価大学大学院法務研究科客員教授であるの伊藤眞先生の基調講演が行われました。破産者代理人(破産手続開始申立代理人)の地位と責任を中心としたものです。私の業務にとても密接な事柄です。破産管財人に対する不法行為とは何か等について破産法の理論から検討される講演はたいへん興味深いものでした。また、伊藤先生の基調講演に先立ち、破産者代理人の地位と責任に関する裁判例の紹介も行われました。多くの裁判例が集められておりたいへん参考になりました。

その後のパネルディスカッションは「法人破産における申立代理人の役割と立場」でした。裁判官、研究者、弁護士により多方面からのアプローチがなされていました。

今後ともさらに研鑽を重ねなければならないと感じる一日となりました。

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