第37回全国倒産処理弁護士ネットワーク関東地区研修会に参加しました。

弁護士の高田です。

全国倒産処理弁護士ネットワーク第37回関東地区研修会(長野)に参加してきました。長野県長野市のホテルメトロポリタン長野3階「浅間」において、10月21日に行われました。

まず、長野地方裁判所民事部、部総括判事から「長野地方裁判所管内における倒産事件の動向」について特別講演が行われました。

また、「長野県中小企業再生支援協議会の活動について」の特別講演が長野県中小企業再生支援協議会統括責任者から特別講演が行われました。

基調講演として「企業倒産処理における手続選択及びその実践」が行われました。

パネルディスカッションでは、「法人破産の実務~企業倒産の手続選択から、破産申立及び破産管財業務の実践まで」というテーマで行われました。

例会どおり、破産実務に密接した形の講演、パネルディスカッションでした。特に、経営者保証ガイドラインについてより具体的・実践的な講演が行われたところに興味が惹かれました。

経営者保証ガイドラインについて、ここで細かく説明すると本旨から外れてしまうと思いますが、債権者にとっても破産経営者にとってもより良い形で事業の整理をつけることができる可能性がある方法です。積極的に考えてゆく必要がある分野と感じました。

次回の全国倒産処理弁護士ネットワークの研究会は、全国大会です。11月18日に岡山県岡山市の岡山国際ホテルで行われます。これも大変楽しみにしています。

 

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